今まで二級建築士として設計や営業をやってきたんですが、実際に体を動かして、道具をふるい、物づくりをしてみたくなったからです。
太陽と共に始まり、太陽と共に一日が終わる。仕事自体というよりも、この仕事を選んだことで無理のない自然な暮らしを手に入れることができました。今まではベテランの職人さん達を前に、営業設計として背伸びをしてた気がするけど、今は等身大の自分でいられます。
やっぱ高嶋は人がいいよね。職人さんはもちろんだけど、今お世話になってるお客さんがみんないい方ばかり。遠方の現場だったりすると「うち泊まってけ!メシも食わせてやる!」って声掛けてもらうくらい可愛がってくれます。先代の社長からの深いお付き合いが今も受け継がれてるんだよね。
不器用だけど人に憎まれないおちゃめなところがあるよね。人付き合いが上手。もちろん先代からのご縁で「息子を助けてやらなきゃ」っていうのもあるだろうけど、なんか愛嬌があって。だけど器は大きい人だと思うよ。
まじめにやれば間違いない仕事だと思うよ。将来食いっぱぐれはない、ちゃんとした技術を身に付けた職人になれると思う。
人生色々あるじゃん。その中でどこにいたってちゃんとした職人なら、健康な体と道具があれば、どうとでも生きていける。そういう自信を持てるようになるよ。体を大事に、規則正しい生活をしてリズムを整える。今のライフスタイルに僕は愛着を持っています。